カテゴリ:浜辺の風景( 35 )
函館の二つの漁港
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函館山から見た市街の「右側」の「付け根」に住吉漁港があります。「右側」は、津軽海峡沿いですね。
大森浜は、(今は途切れてしまってますが)この住吉漁港を基点としてずうっと続いていきます。

反対側になる左側の付け根には、函館漁港(入船漁港)というのがあります。
漁船の種類とか規模などが、両港ではぜんぜん違っています。
住吉漁港は、小さな船がほとんどですが、函館漁港は、大きなイカ釣り漁船でいっぱいです。住吉漁港には昆布干し場があり、函館漁港には大きな荷捌き場があります。住吉漁港はのんびりとしていて、漁師の家が近接して、いかにも生活のために使われているといった風情です。函館漁港は、いかにも漁業基地といった様子で、防波堤もトラックがすれ違うほど幅広で、コンクリートの構造体といった感じです。
ワタシは、コンクリートの風景も等しく好みますが、住吉漁港の方が好きですね。

津軽海峡が荒れると、上の写真のように、波が防波堤を平気で超えてきます。

両港の違いは、たぶんこのへんから来ているものと思います。
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by plaster04 | 2011-01-08 22:37 | 浜辺の風景
海賊船
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イカ釣り漁船がまだ沖に出て漁をしています。
仕掛けを照らすために、船上からの強力な照明が光り、夜の海に不思議な光の模様を描きます(漁火=いさりび、と言いますね)。
対岸の青森側でもイカ漁は行われていて、晴れた日には函館側からもはっきりと見えます。
その光量はまるで海峡の空が薄くなるほどで、函館の観光資源のひとつになっています。ただ、函館近郊のアマチュア天文家は難儀しているようですね。その立場からすれば、まったくの光害ですから。
曇りの日は、雲が低ければ照明でぼんやりと照らされている様子が見られます。

この写真に写っているかどうか分かりませんし、今はあるのかどうかは定かではありませんが、これらの漁船とともに「海賊船」と呼ばれる小さな船がこっそりと海に出ているかもしれません。
あれだけの光を発する集魚灯を備えた船は、それなりに大きな設備投資が必要でしょうし、1回の漁で使う燃料も、航行に使う分の他に、発電機を回す分も必要ですから、相当なものになるでしょう。巻上げ機(イカ釣り機)なども、当然イカ漁専用のものを使います。

そういう船を持つことのできない人が、小船で夜の海に無灯で乗り出し、こっそりと光の淵に近づいて、こっそりと少量のイカを捕り、早朝の市内でリアカーによる引き売りをしていたと言います。

要するに哀しいズルですが、そうして獲られたイカは安価で新鮮で、利用する市民もたくさんいたようです。
すでに退職している上司と先日10年ぶりに会った際、こういう話を聞きました。
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by plaster04 | 2009-10-26 00:31 | 浜辺の風景
夜の対岸
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ワタシは真夜中の仕事が数日に一度程度の割合であります。仕事を終えると、みなさんが出勤するような朝の時間帯に帰宅します。
日中は、寝て過ごすこともあるのですが、スカッとした太陽の日差しを浴びると、どうももったいなくて出かけてしまうことも結構あります。

この日は、無謀にも磯釣りなんぞに行きました(釣れませんでした;;)。
夕方からやり始めて夜中の2時ころまで磯場にいました。

なんともな快晴の日です。対岸の青森側(下北半島)が良く見えます。風車やら建築中の原発やら。微妙に動く光は車のヘッドライトなんでしょう。
残念ながら、持っていったコンパクトデジカメの関係もあり、カメラアイが人間の眼を越えることはできませんでしたが。

粒粒がざわついて、鳥肌が立ってしまうような星空は久しぶりに見ました。
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by plaster04 | 2009-09-21 16:34 | 浜辺の風景
Mrs.seagull @ topos
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函館の大森浜。
よくある函館山から写した夜景の写真的に、向かって右側の浜。
函館山に収斂するように両海岸線が、きゅぅぅと狭くなってくる。なんとも美しいラインをしていると思うのだけど、ちらほらと沖テトラがあったり、そのどてっ腹に漁港を作っていたりなど、ラインも壊れかけてきた感じ。
この砂浜のラインが美しいと感じるのはジブンだけなのか。

家からも近いので、たまに散歩する。
陶片が多いのだけど、ワタシの狭い知見が原因で、これというものには巡り合っていない。
散歩なのかどうかはよく分からないけど、人はちらほらといる。
原発おばさん、啄木おばさん、カモメおばさん・・・この辺りが散歩の常連なのだろうか。
おじさんたちもいることにはいるが、あまり記憶に残らない。

カモメおばさんはおそらく二人いる。
一人は何かカモメに感情をぶつけているように見える。餌を持ってるから当然カモメは寄ってくるのだが、そこで迷惑そうにがなって怒っていたりする。前はカモメを呼ぶ独特の発声なのかと思っていたけど、どうも違うらしい。
もっとも、このおばさんとは至近距離で会っているわけではないので、本当のところはまだ分からない。

もう一人は、まるで仕事のように黙々と公平にカモメに餌を与えている。あー私は仕事で忙しいのよ、と半ばぼやくようでありながら、手元はテキパキかつオートマチックに給餌をつづけていく。・・・取り合ってもらえない。
時間は3時すぎ。
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人のやることには意味があるんだろう。
それを本人が分かっているか、分かっていないかは別として。
大森浜には独特のものがある。
昔は浜で漁をするひともいただろうし、古地図を見ると一帯にはかつて砂浜鉱山があった。しかし、今はもうこの浜に生活の糧を求める人は皆無に近い。特別何かに利用されてもいない。が、さらにしかし。今も浜は生活の場と異様に隣接している。
ということは、どういうことになるだろう。
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by plaster04 | 2009-04-13 13:50 | 浜辺の風景
江差の浜
江差から松前方向に南下すると、日本海側にいくつも浜がありました。国道228号、通称追分ソーランラインの南方面です。
ただ、浜があまりに長くて、こういう強風の日は、歩くのは寒くてくじけてしまいます。
数百メートルほど歩くと、白樺浮きがひとつありました。
波が奥までくるので、ほとんど砂は飛ばず、視程は広々としています。
江差町から数キロ程度の場所ですが、ひどく辺境感がありました。
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by plaster04 | 2009-03-27 10:32 | 浜辺の風景
新しい港
大森浜に新しい漁港が建設中です。
湯の川のまだ手前。漁火通りの水産試験場の看板から海に入る。
日曜日は休工日のようで、その隙を突いて釣り人がちらほらいます。
新しい港っていうのは、まだ海底も馴染んでおらず、魚が居つかないので、なかなか釣れないんじゃないかと思いました。(イカが回遊してきたらハナシは別です)
それにしても、テトラのデカイこと。
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by plaster04 | 2008-12-14 23:38 | 浜辺の風景
大森浜のひと
大森浜をぶらぶらと歩く。
と思ったら寒い。冬の浜歩き特有の、耳の中から寒さが染みる頭痛がしてくる。
ああ冬になったんだなぁ。
いつもは散歩のひとがちらほらといる浜だけど、さすがにそんな人もいない。
今日は雪が積もってしまっている。そのうちに溶けるか波に洗われて、陶片なんが拾える日もあるだろうとな、と思うまもなく背後からおばあさんに声をかけられた。
かいつまんで言うと、77歳のその方は、50過ぎの娘さんと同居しておられ、文句を言われつつも浜歩きを日課にしつつキレイだったり珍しかったりする貝を部屋いっぱいに収集しているんだそうだ。貝の名前や種類についてはとんと分からないけれど。形や色がおもしろいなと思う。死んだら捨てる、と言われている。どんなに寒い日でも長年浜歩きを続けていて、ちょうど啄木小公園を折り返しポイントにしている。で、ちょっとしたココロのもんやりを啄木氏にぽそっとつぶやいたりする日もあるとのことだ。
いままでこの浜で、変わったものが打ち上げられたりしたことはありますか? 
何故かとんでもなく大きい流木が流れ着いたことがあるとのことだった。
・・・ご本人も言っていたけれど、こうした話を3回4回と繰り返す。しかし頭はこうでも、体はぴんぴんしている・・・とも。
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このおばあさんとは別に、実はこの浜で少し変わったおばさんをたまに見かけることがある。
腹から出したような声でカモメを呼んでいるところをちらりと何度か見た。
うぐぉぉぉ~
この日、浜に下りる前に、ちらっとそのおばさんを見たような気がした。ジャンパーの色で分かるのだ。さらに、その何かそら怖ろしい感じの声も。
おばさんがいたと思しき啄木公園近くの浜には、上の写真のとおり、雪面になにやら文字が書いてある。
至近距離から見てもワタシ的には?であるが、浜から少し離れて堤に上がると分かった。

大間原発大まぢか

確かに、建設中の大間原発は、津軽海峡を挟んだ対岸の下北半島のほぼ突端に位置し、函館から20キロも離れていない。しかし、海を挟んでいるため、函館はその建設計画になんら公式には関係してこなかった。砂浜雪面文字が韻を踏んでいるように、原発とは大間近だけど蚊帳の外であることは確かで、これが陸上だったら、原発関係の近隣自治体としての関与があっただろう。

断定はできないけれど、砂浜雪面文字を書いたおばさん。それと最初のおばあさん。
大森浜は町に隣接しているだけに、波や風とともに、なにか人の意識のようなものも交錯している。
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by plaster04 | 2008-11-22 15:10 | 浜辺の風景
オオセグロカモメ
滅多にしない洗車ですが、このところ遠出が続いたので、300円の機械洗車をしてみました。なんとなくはキレイになるものです。
次の日車に乗ろうとすると、フロントガラスに鳥の糞が着いています。幸い、ウォッシャーを掛けまくったら取れてくれました。で、次の日にまた鳥のフンが付いているわけです。
立待岬の岩場なども、春にはなかった鳥の糞筋がいっぱいです。
???
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ワタシの住んでいる函館市の浜沿いでは、カラス以外に黒っぽい鳥を見ることがありません。
札幌あたりだと、よくトンビが飛んでいたものですが、そのトンビを見ることがありません。
そういうものなんだな~と思っていたら、最近何か黒い鳥を見るようになりました。
??そういう、いっぱいいる黒っぽい鳥は、巣立ちしたオオセグロカモメの若鳥だったって、最近気がつきました。
飛び方が不慣れで、よろよろしているのが目立ちます。
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by plaster04 | 2008-08-12 15:04 | 浜辺の風景
夏を迎えて
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大森浜です。
夏が近づき、陶片などもすっかり姿を消しました。
バナナフロートをたまに見かける程度です。
浜はかなり長いのですが、(おそらく)水質的なものと、(たぶん)離岸流の影響で、海水浴場となっている部分は、湯の川の植物園裏くらいです。

釣り人が目立ちます。
軽装で、短竿。
ヒラメがルアーで釣れるようです。
この日も・・・全然釣れていません。
一シーズンに一枚上がるかどうか、という難しい釣りだと思いますけど。
地元特化型の仕掛けで、「末吉リグ」(たしか)というものがあるやに聞きました。
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by plaster04 | 2008-07-11 19:40 | 浜辺の風景
函館・大森浜
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f0083938_1254356.jpg転勤が決まりまして,4月からは函館に住むことになりました。
学生時代に,ひと夏を遊んで過したことのある街ですが,ちゃんと住むのは初めてです。
住む場所を見つけなければならないので,つい先日函館まで行って物件探しに行ってきました。

函館山,その夜景は有名だと思います。
函館山は陸繋島ですから,その眼下に広がるくびれた部分の街は砂州です。
つまり,函館は砂浜の上にあるような街で,実際に街の両脇は,七重浜(西側)・大森浜(東側)という砂浜になっています。
これはイイですね。
(西側は開発されていて,浜の姿は少ないようですが)。

物件探しも,どうもこの砂浜沿いを中心に考えてしまって困ります(笑)
浜まで10秒,などという物件がいっぱいです。
浜に近くて,なおかつ部屋の窓からの眺めもイイ,という物件は,なかなか無いものでしたが。
(単に浜に近い,という物件なら結構ある)

ほんの少しの時間でしたが,ついでに浜をぶらぶら歩いてみました。
f0083938_12541824.jpgこの日に限ったハナシではないような気がするんですが,ビンや缶,ペットボトルや漁具などの漂着はぜんぜんなく,まあるく水摩した石が,ぱらぱらっと寄っているのが目立ちます。
ざっと見て,ゴミもほとんどない浜でした。

陶片が非常に多いことには驚きました。
シーグラスより断然多い。
陶片は難しいので,それがたくさんあるということだけしか分りませんでしたが,今後に何か期待できるものを感じました。

シーグラスがあるということは,ビンもあるのではないかと思いますし。
小さな港も周辺には多いので,ガラス浮きなんかにも巡り合えるかもしれません。
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by plaster04 | 2008-02-19 13:22 | 浜辺の風景