PAVINO 不明
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恵山の浜にて


青いプラスチック製の封印がほどこしてあるボトル。
何かのマークと、「PAVINO」という文字。
「0026454」という数字は、それらとは印刷の質が若干異なり、インクに厚みがある。普通に考えれば管理用のIDだろうか。

封印の裏には何かのマークと、「СИЛТЭК」(大文字だと)か、「сидтзк」(小文字だと)という小さな陽刻がある。
たぶんこれは単に封印を作っているメーカーかなにかで、ボトルとその中味についてはつながりはないだろう。

ボトル自体には何も表示されていない。
茶色くなった喫水線(?)があり、トプトプ浮かんでここまでやってきたことは確かだろう。

全体的な雰囲気としては、特に危険な液体が入っているという感じはしない。中の液体はトロッとしている。濃度にムラがある。玉のように凝固した成分も下に沈殿している。で振ってみた。いくら振ってもが玉のようなものはそのままだった。なんとなく 乳脂肪分? といった感じがしなくもない。うーむ。
なにせ封印してあるのだから、それなりにその意味と必要があるに違いない。結局・・・刃物もなかったので開けなかった。

家に帰って調べてみる。手がかりは少ない。f0083938_0483421.jpg
「СИЛТЭК」もしくは「сидтзк」から、ロシアものと考えて良さそうだ。単純にこのフレーズで検索するも、どうもよく分からない。

では「PAVINO」はどうか。

・フィリピン人にこの名前が多いようだ。「お付合いしませんか」的サイトにこの名前が良く出てくる。ただしオランダ人とかもおり、別に役に立ちそうなハナシではない。

・2008年に新居浜の船舶貸渡業者が、ロシアのPAVINO SHIPPING CO LTDという会社に古いニッケル運搬船を売ったと内航海運新聞の記事に短く載っている。

・日本統治時代の樺太に小能登呂村という集落があり、現行のロシア名ではその地域のことをパビィノというらしい。確かに南樺太の間宮海峡側のサハリンスカヤ地区にその地名がある。地図を見ると山間を流れる川の両岸で細々とした畑がある程度の場所だ。

・中央ロシアにもパビィノがある。小規模な集散地といったコンパクトな町に見える。辺りは日本では考えられない超スケールの「内陸」といった感じであせる。

・モンテネグロの北、もうセルビア国境に近いあたりにPavino Poljeという町がある。

・西ロシア(ノボシビルスクの20kmほど隣)にもパビィノという町がある。まさにこのパビィノは空港の町で「Airport Tolmachevo(トルマチェヴォ空港)」がある。封印とくれば空港という感じがしなくもない。厳しくテロ対策を行う必要上、納入業者などからのラインから、機内サービス用の飲料原液のボトルに似せて実は液体爆薬+高性能小型起動チップを沈めた爆弾が機内に持ち込まれる可能性もあるので警備上封印をして・・・ぶつぶつ。

むむむ・・・だから中味はなんなんだ。

PAVINOじゃなくてPAVONIならイタリアのエスプレッソマシーンのメーカーだ。
エスプレッソでも飲みつつ(不可能)、フィリピン人でアメリカ在住の歌手・Timmy Pavino でも聞きながら夜更かしでもするか。
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by plaster04 | 2009-09-26 00:49 | ボトル・びん


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